前回のFlexiSpotのレビュー記事から、約3週間ぶりの更新です。
ご無沙汰しております。
春は変化の季節。
新年度4月から別の部署に異動して、昨年度よりも本業の仕事が忙しくなったのと、プライベートでも予定が詰まっていてなかなかブログを書くだけの余裕がありませんでした。
無理やり記事を書くことも出来たかもしれませんが、「書きたい!」と思っているときに書かないと自分としても楽しくないし、読んでいる人に対しても失礼かなと思って、記事を書けるだけの余裕が生まれるまで待っていたら、GWになってしまいました。
また、前の職場ではテレワークを多用出来ていたのに、今の職場ではテレワークを出来る状態になく(仕事の状況的にも)、週5日間毎朝満員電車に乗るハメに。
それだけでも結構なストレスで、「快適な状態で日々を過ごすことの大切さ」を改めて身に染みているところです。
そんな状況ではありましたが、部屋の理想の書斎化計画は着々と進んでいました。(テレワークできないのに…)
4月中、ストレスが溜まっていたからかふとした合間にAmazonや楽天でポチポチとガジェットを購入していたので、記事のネタは結構溜まっています。
今回はそのうちの1つ、卓上ライトの山田照明「Z-LIGHT Z-10R」をご紹介したいと思います。
1 なぜ卓上ライトを買ったのか?
私の書斎には十分に明るいシーリングライト(天井に取り付けている照明)がありますので、単に明るさだけで言えば卓上ライトは必要ありませんでした。
手元も十分明るく照らしてくれますし、夜に作業をしている際に暗くて困ったことは一切ありませんでした。
「じゃあ、なんで卓上ライトを買ったの?」と思われるかもしれませんが、実は「部屋が必要以上に明るいからこそ」卓上ライトを買おうと思うに至りました
これには「睡眠の質」が関わっています。
睡眠の質を上げるには暗い部屋で寝ることが良いと言われていますが、単に寝室だけ暗くしても意味が無くて、寝る前に過ごす部屋の明るさが重要だと言われています。
具体的には寝る1~2時間前に過ごす部屋を50ルクス程度の明るさ(街灯の下程度の明るさ)にすることで、睡眠の質が向上するそうです。
つまり、夜に作業する部屋においては、煌々と明るい優秀すぎる照明は相応しくないのです。部屋全体は暗めだけれども、作業している手元は明るく照らされている状態、というのが理想。
かといって、常夜灯で作業することは困難だし、光源がPCの画面だけというのも目が悪くなりそう。
そこで、睡眠の質を上げるため部屋を暗くしつつ、手元を明るく照らして作業できるように、卓上ライトを買うことにしました。
2 なぜZ-LIGHT Z-10Rを選んだのか?
(1)スクリーンバーを買わなかった理由
卓上ライトを買うにあたっては、巷で人気のBenQのスクリーンバーも検討してみました。
これは、スクリーンの上部に装着してデスクを照らす照明で、省スペースかつオシャレな見た目ということで、ガジェット系界隈では結構定番の照明器具です。
ただ、私の場合はメインのPCモニターがノートPCなので、スクリーンバーを買ったところでうまく装着できないだろうと考え、断念しました。
スクリーンバーは、中央に大画面のメインモニターを設置している場合には、まっすぐ正面の手元を照らしてくれて、照明効果が十分に発揮されます。
しかし、私のようにノートPCモニターを中央に置き、サブモニターを右側に置いている配置では、仮にサブモニターにスクリーンバーを設置したところで右側しか明るく照らされません。
一番照らしてほしいデスク中央は暗いままになってしまうおそれがあります。
いや、もしかしたら、サブモニターに付けてもうまく机全体を照らしてくれたかもしれません。
ただ、BenQのスクリーンバーは安いモデルでも1万2千円、高いものになると2万7千円とかなり高価なものなので冒険は出来ないなと思い、断念しました。
(2)Z-LIGHT Z-10Rを買った理由
卓上ライトで何が良いかなと思い色々探していたところ、Z-LIGHT Z-10Rに白羽の矢が立ちました。
Z-LIGHT Z-10Rは、私が照明を買うにあたって定めた下記の条件にピッタリ当てはまりました。
①明るさ調整ができること。
②(机の天板に取り付ける)クランプ式であること。
③アームを動かして照らす場所を変えられること。
④安っぽくないこと。
それぞれ見ていきます。
①明るさ調整
昼と夜とでは気分も違いますので、気分に応じてライトの明るさを変えられるものが良いなと考えました。
Z-LIGHT Z-10Rは、電源ボタンを長押しすることで明るさを調整できます。好きな明るさを記憶してくれるので、一度ライトを消しても、次に点けた時には直前の明るさになっているところも便利です。
ただ、明るさの微妙な調整(50%⇒60%にする、等)をしたいと思っても、調整するスイッチが無くて難しいのが残念。明るさを見ながら「このへんかな」と思って止める方法しかできません。
また、光の色も変えられたら良かったかなと思いましたが、私自身はたぶん白色以外は使わなさそうなので、個人的には減点ポイントになりませんでした。
②クランプ式
卓上ライトの中にはデスクに据え置くタイプも数多くありますが、出来るだけデスク上のスペースを広く取りたいので、クランプ式が望ましいと考えていました。
Z-LIGHT Z-10Rは設置面積が小さい(約4.5㎝四方)ので邪魔になりませんし、クランプも安定しています。
③可動式アーム
PCで作業をするときにはモニターの上から照らしたり、ノートで書き物をするときにはもう少し下げて手元を直接照らしたり、そういう可動式アームが良いなと考えました。
Z-LIGHT Z-10Rは、36㎝のアーム×2のおかげでかなり広範囲に照らす場所を変えることができます。
バネで固定しているからか、思ったところでピタッとは止まらず細かい微調整は難しいのは難点ですが、照明器具として使うには十分なスペックかなと思っています。
④安っぽくないこと
書斎で仕事や作業をするからには気分良く快適に過ごしたいので、机の上に置くもの、視界に入るものには1つ1つこだわりたいなと思っています。
照明は特に目につきますから、安っぽいものは避けたいなと、出来ればオシャレなものが良いなと思って探しました。
その点、Z-LIGHT Z-10Rは、金属製でメカニックな見た目がカッコよく、照明器具としては勿論のこと、インテリアとしても素晴らしいと考えています。
値段も1万円程度で、オシャレインテリアとしてはお手頃価格。
(3)Z-LIGHT Z-10Rの組み立て方
Z-LIGHT Z-10Rは組み立て式ですが、構造自体はそんなに複雑ではないので、手が速い人なら5分程度で組み立てることが出来ます。
箱から部品を取り出すと、こんな感じです。
・ライト+アーム
・土台+クランプ
・電源コード、プラグ
・バネ
バネを引っ張ってアームに固定します。
これが意外と結構固いので、女性が素手で付けるにはちょっと厳しいかもしれません。
ケガをしないように気を付けてください。
あとは土台+クランプに差し込んで完成です。
私のデスクの天板は2.5cmですが、クランプで天板にしっかり固定できました。(説明書によると、取り付けられる厚さは10~45㎜だそうです。)
3 最後に 忙しい人にこそオススメしたい
Z-LIGHT Z-10Rを導入してから、部屋のシーリングライトは点けずに暗くしたまま、卓上ライトだけ点灯させることが増えました。
おかげで、わずかな夜の一人の時間を、ゆっくり過ごすことが出来るようになりました。
小さい子供がいると、仕事から帰ってきても、子供のご飯を作ったり、食器を片づけたり、子供の遊び相手をしたり、子供をお風呂を入れたりと用事が目白押しで、なかなか自宅でリラックスして過ごす時間を確保するのは難しいです。
そんな中でも捻出したわずかな一人きりの時間を、より快適に過ごすことが出来るようになりました。
忙しい方にこそ、リラックスした時間を過ごすために「Z-LIGHT Z-10R」をおすすめしたいです。