FlexiSpot EF1を組み立ててみた

先日記事でもご紹介した電動昇降デスクのFlexiSpot。

tkatsuaki.hatenablog.com

 

4/2土にようやく組み立てましたので、今回はFlexiSpotの組み立てレビューをしていきたいと思います。

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完成図。天板付きで、素材はマホガニー
(商品説明にはウォールナットって書いてたはずなんだけどな)

 

1 今回組み立てた商品について

今回組み立てたのはFlexiSpotのEF1というもので、比較的安めの入門モデル。

天板サイズは120cm×60cmまで対応しており、昇降範囲は71cm~121cm

昇降高さパターンを4つまでメモリ記憶でき、障害物検知もついています。

 

ちなみに、この昇降高さですが、上位モデルのE7の昇降範囲は58cm~123cmで、58cmまで低めることができます

実はこの最低高さの部分、注文する段階では全く見ていなくて、買ったときに「しまった!」と思いました。

というのも、身長171cmの私にとって「机の高さ71cm」は少し高い可能性があり、座った状態での最適な机の高さに合わせるのであれば「E7の一択だったかも」と思ったのでした。

(このあたり、実際使ってみてどうだったのかという点については、次回の記事でご紹介しようと思います。)

 

2 組み立てに必要なもの

今回FlexiSpotを実際に組み立ててみて、これは必要だなと思ったものは下記2点です。

①電動ドリルドライバー

②広めの作業スペース(2m四方の作業スペース×2枚)

1つずつ説明したいと思います。

 

①電動ドリルドライバー

「念のため」と思って電動ドリルドライバーを買っておいたのですが、正解でした。「これがあれば便利」というよりは、「これが無いと作るのは困難です」というレベル

実はFlexiSpotの本体の方には、形の違う六角スパナが3つ入っていて、それらを使えば大抵のネジは締めることが出来ます。

ただ、脚を天板に取り付けるときに、小さいネジ穴にキツめにネジを嵌める必要があるからか、取扱説明書に「天板と脚をネジで固定します。電動ドライバーで締めてください」と明記してあるのです。

また、今回私は天板付きのものを購入したはずなのですが、取り付けるネジ穴が足りないので、絶対に電動ドリルでネジ穴を開ける必要があります。キリがあれば、それでも良いのかもしれませんが、電動ドリルドライバーを買っておけば一石二鳥だと思います。

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DINSHARE 電動ドリルドライバー
Amazonで割引後5000円くらいで買いました。

 

②広めの作業スペース(2m四方の作業スペース×2枚)

組み立ての順番としては、

 脚を組み立ててから

 ⇒脚を天板のうえに乗せて固定

 ⇒配線をして

 ⇒持ち上げて机をセットする

という流れです。

一番やっかいなのが脚を天板に固定する作業で、組み立てた脚を置くスペースと、天板を置くスペースが絶対に必要になります。

そしてさらに、付属のネジやら工具やらを置くスペースも考慮すると、2m四方の作業スペース×2枚は必要になるだろうなと思いました。

もちろん、うまくスペースを使えばもう少し狭くても作業できるとは思いますが、余裕をもって作業した方が効率が良いので、かなり広めのスペースは必要かなと思いました。

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組み立て終わったときの図。残骸が散乱しています。
天板の入っていた段ボールがでかくて邪魔でした。

 

3 組み立ての手順

さて、早速組み立てに入っていきましょう。

(1)部品の確認

部品は写真のように部品のほとんどが鉄の棒で、1つ1つかなり重いです。この重さのおかげで、机の安定性が生まれるんでしょうね。

説明書も丁寧に書かれているので、この通りやっていけば(+そこそこの気合があれば)間違いなく完成できます。

また、違うネジを間違って使わないように、ネジにはA~Fまでラベルが付けられています。かなり親切。

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(2)脚の組み立て

脚に支柱を取り付けます。

ネジ穴にネジを差し込んで、六角スパナ or 電動ドライバーで締めます。

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六角スパナでも取り付けられましたが、敢えて電動ドライバーを使ってみました。

 

(3)ビームの組み立て

ビームにあるネジ(4個)を緩めて幅を伸ばし、(2)で組み立てた脚に固定します。

脚の向きに注意してください。(私は、この工程で一度部品の向きを間違えて、やり直しになりました…。)

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(4)プロペラシャフトの組み立て

プロペラシャフトを脚のくぼみに取り付けます。

付属の六角スパナ(A)とレンチ(G)を使って、プロペラシャフトを締めます。

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(5)ブレードの組み立て

脚に、天板を支えるブレードを取り付けます。

ネジで固定します。

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(6)天板とコントローラーの組み立て

さて、いよいよ一番厄介な工程です。

まず、天板を広げて、さきほど組み立てた脚をその上に載せます。

脚だけでも10kgくらいありますので、ぎっくり腰気味な方は要注意です。

モーター側にコントローラーを付ける必要がありますので、机を設置したときの電源供給・配置を考えて、天板に載せて下さい。「あ、向きを間違えた!」と後から気づくと、ここからやり直しになります。

また、アダプタースタンドを脚を天板に載せるときに、アダプタースタンドをビーム部分に取り付けます。

 

付属の天板であればネジ穴がいくつか空いていますので、それに合わせて微調整します。

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脚を載せるときに、ついでにアダプタースタンドを取り付けます。

ビームと天板の間に挟み込むだけで、ネジで固定はしません。

この工程を忘れると、また天板の設置からやり直しになりますので注意してください。

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ネジを締めて、天板と脚を固定します。

付属の天板なので、ネジ穴が付いています。お好みの天板を購入した場合は、まずネジ穴を空けるところから始まります。

取扱説明書に「電動ドライバーで締めてください」と指示がありましたので、電動ドライバーで締めました。

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ビーム部分の固定ですが、付属の天板なのに、ここにはネジ穴がありませんでした。

まず電動ドリルを使って穴をあけて、そのあとネジを締めました。

ネジ穴を開けるのが初めてだったので、おそるおそる、ドキドキしながら穴を開けました。

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モーターの近くにコントローラーをセットします。

コントローラー用の穴が開いていますが、手前の穴だけで、奥の穴は開いていません。ここも、電動ドリルを使って自分で穴を開ける必要があります。

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この工程が終われば、もう山場は超えました。

 

(7)ビームとプロペラシャフトの固定

当初緩めていたビームの4つのネジを六角スパナで固定します。

そして、プロペラシャフトのナットをレンチで締めます。

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(8)バッフル板と電源アダプターの設置

六角スパナを使って、バッフル板をネジで固定します。f:id:Tkatsuaki:20220403065427j:image

 

(6)で取り付けたアダプタースタンドに、電源アダプターを取り付けます。

横から差し込むだけでOK。
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(9)各ケーブルの接続

モーターから出てくるケーブルをコントローラーに接続します。接続口は「M1」というところです。

そして、電源アダプターとコントローラーをケーブルで接続します。接続口は「DC IN」というところ。

これでようやく組み立て作業は終了しました。

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(10)テーブルを持ち上げて最終設置

テーブルを持ち上げて天板を上にします。

これが意外と結構大変な作業で、妻に手伝ってもらいました。

脚と天板あわせて重さが全部で30kg?くらいありますので、普段から鍛えている方なら大丈夫かもしれませんが、非力な私には少し重かったです。ぎっくり腰経験者でもありますし、無理はしないようにと、妻に手伝ってもらいました。

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コントローラーは左側にしました。

上下のボタンを押すと、ギュイーンとモーターが回りながらスムーズに動きました。

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電源も左側から供給しました。

付属のケーブルクリップを使って、配線が邪魔にならないように固定しました。

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4 次回予告

さて、今回はFlexiSpot EF1の組み立てレビューをしてみました。

「自分でも組み立てられるかしら」と不安に思っている方にも分かりやすいように、かなり事細かく紹介させてもらいました。

上位モデルのE7の場合は、EF1と違ってモーターが2つあるので、もう少し工程が加わってくると思います。あと、EF1より重さが10kg近く重かったはずなので、この点も要注意です。

結果、かなり記事が長くなってしまったので、「実際に使ってみてどうだったか」ということについては次回記事でご紹介したいと思います。

 

それでは、次回こうご期待。

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