自宅ではHHKBで快適なキーボードライフを送っておりますが、
職場でもステキなキーボードライフを送りたいと思い、また新たにキーボードを購入しました。
今回購入したのはサンワサプライの薄型キーボード「SKB-SL32BK」です。
届いたものはこれ↓です。
1 なぜ職場用に買い足したのか?
当初はHHKBを職場に持っていこうとも考えていました。
ただ、さすがに3万円以上もする高級キーボードなので、職場で何かあったら(盗まれたり、壊されたり等々)怖いなというのが一番の懸念点でした。
あと、毎日職場に持って行って、持って帰ってというのが面倒。
そういう手間をできるだけ減らしたいので、据え置きできるものを探してみました。
また、自宅で眠っているFILCOのメカニカルキーボードを持っていこうかとも考えました。
ただ、このキーボード、静音モデルとは言えやはりメカニカル方式なので、カチカチ音が結構響くんですよね。
職場で使うにはさすがに抵抗があります。
また、フルサイズ・テンキー付きで場所も取りますので、とりあえず今回は職場へ持っていくのを諦めて、新しくキーボードを買うことにしました。
2 職場用に最適なキーボードの条件は?
新しく職場用にキーボードを購入するにあたって、私が考えた職場用に最適なキーボードの条件は、
① 静音であること(パンタグラフ方式)。
② コンパクトであること。
③ 据え置きしても良いくらい安価であること。
④ 有線であること。
です。
① 静音であること(パンタグラフ方式)
静音性を重視するならやはりパンタグラフ方式だということに落ち着きました。
いわゆる薄型キーボードですね。
メンブレン方式やメカニカル方式は、静音モデルとうたっていても静音性には限界があります。音がうるさいです。
カチャカチャ!という打鍵音、自分としては嫌いではないですしむしろ好きなのですが、半分公共の場である職場では騒音になりかねません。
周囲の人たちとの調和を考えて、できるだけ静かなパンタグラフ方式を採用することにしました。
タバコの煙と一緒ですね。
なお、静電容量無接点方式は、基本高級キーボードに分類されるので、③の安価性に反するためそもそも除外。
② コンパクトであること
HHKBのコンパクトさに慣れてしまっているのと、デスクを広く使いたいので、コンパクトサイズを探しました。
個人的には、無尽蔵にデスクが広ければフルサイズキーボードを使いたいところではあります。
ただ、職場のデスクはあれこれ置けるほど広くないので、テンキーレスのコンパクトサイズを採用することにしました。
③ 据え置きしても良いくらい安価であること
お気に入りのキーボードを家でも職場でも使いたい!
というのは本音でありますが、持っていく手間・持ち運ぶときの損傷リスクを考えると、職場にもう1つ据え置きしたいところ。
かと言ってHHBKをもう1つ買うのは気が引けます。値段的にも、紛失リスクを考えても。
そこで、「高級だけどめっちゃ質の良いもの」よりは「何かあっても諦めがつくくらい、比較的安価なもの」を探すことにしました。
④ 有線であること。
まず、職場PCによってはそもそもBluetoothの機能が制限されている場合がありますので、Bluetoothは除外しました。
残る選択肢は、USB端子付きのワイヤレス接続か有線接続。
どっちでも良いのですが、有線接続の方が安いですし、接続の安定性やUSB端子の小さい部品を紛失するリスクを考えて、有線接続に決めました。
3 サンワサプライ SKB-SL32の性能は?
では、上記条件に沿って今回買った「サンワサプライ SKB-SL32」の性能を確かめてみます。
① 静音であること(パンタグラフ方式)。
→ まごうことなき、薄型のパンタグラフ方式です。使ってみた感じ、静音かと言われたら微妙かもしませんが、うるさくはありませんのでまぁ及第点かと。
② コンパクトであること。
→ テンキーレスで矢印キーもうまく配置されており、十分コンパクト。横幅は288.2mmなので、HHKBの294mmよりも若干小さいです。
③ 据え置きしても良いくらい安価であること。
→ Amazonで2,000円くらいで買えました。
④(私の好みとして)有線であること。
→まごうことなき、有線です。
その他、Enterキーが大きめで、矢印キーも普通のキーと同じサイズなのが使いやすいです。
ノートPCだと、矢印キーが半分くらいのサイズで押し込まれていることがよくありますよね。あれ、ほんと使いにくいんです…。
矢印キーは何をするにも結構多様しますので、打ちやすいに越したことありません。
また、結構薄い(最厚部でも14.4mm)ので、使わないときは引き出しに入れておくことも可能。
4 満足感は?
値段の割には満足しています。
自宅でHHKBを触っている身としては、さすがに打鍵感は劣るなというのが正直な感想。
打つたびに、キーが若干ぶれる感覚があります。メンブレン・パンタグラフにありがちな現象です。
ただ、3万円のキーボードと2,000円のキーボードの打鍵感を比べるのも酷な話ですので、総合的に見て満足しています。
コスパは非常に高いと思います。